文章を書くことにした

クリエイティブな活動は良い。

大きな創作欲にかられることがある。絵を描いてみたり、音楽を作ってみたり、ダンスを踊ってみたり、何を作るかはまちまちだが、とにかく何かを作りたくなる。

人の作品に触れて、それが自分の琴線に触れたときがきっかけになることが多い。

先日、少年漫画『僕の心のヤバイやつ』の単行本を一気読みした。作品名はSNSなどで知っていたが、アニメをきっかけに作品の内容に触れて、原作を読んでみたくなったのだ。中学生や小学生の思い出が蘇ってくるのはいつぶりだろうか、自分の変化を感じる作品だった。保護者気分で読んでいたからかそんなことを思った。

全巻をKindleで買ったわけだが、Amazon恒例のまとめ買いキャンペーンが実施中だったため、残りの2枠を埋めたい気持ちになった。どうせなら、普段は買わないだろう作品を読んでみたくなった。"大衆"に抗いたい気持ちから、"ポップ"に自分から立ち入ることはあまりなかったので、ランキングやらベストセラーなんかを眺めてみた。

無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』を買っていた。

アニメはとても好きで、今期(2023夏)も毎話楽しみにしている。そういえば原作はどんなものだろうかと思い、小説家になろうで序盤を読んでみた。

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主人公の心理描写はこんなにも多かったのか。驚いた。
アニメの台本はすべてを喋らない。だから、台本から感情や情景などを想像する。演出や音楽などアニメの他の仕事も同様だと思う。それが自分の中の当たり前だったので、言葉があることに驚いてしまった。
小説からアニメの順で作品に触れた経験はあったが、アニメから小説の順で作品に触れた経験はなかった。前者はすべてを知っているので、言葉としては削られた部分を自然に脳内補完できてしまうので気づけなかったのか。

言葉はすごい。虚構の力がある。そのうち、小説を書く。